梅雨に入ると、朝セットした髪の毛がすぐにうねってしまい、気分までどんより…。
「どうして毎年この時期になると髪がまとまらなくなるの?」と悩んでいる方も多いはずです。
ここでは、梅雨時の髪の毛のうねり対策を詳しく解説します。
髪の毛のうねりを防ぐ基本的な対策
うねりを完全にゼロにするのは難しくても、日々のケアを工夫することでかなり軽減することができます。
ここでは、毎日のシャンプーやドライヤー、保湿ケアなど、すぐに実践できる「うねり予防の基本」をご紹介します。
梅雨時期の正しいシャンプー選び
うねりが気になる時期は、保湿力の高いアミノ酸系シャンプーがおすすめです。
洗浄力が強すぎるシャンプーは頭皮や髪の油分を必要以上に落としてしまい、乾燥を招きます。
乾燥した髪は湿気を吸いやすくなり、うねりやすくなるため、優しく洗えて水分を保てる処方が理想的です。
- 「しっとりタイプ」「くせ毛用」と記載のある製品を選ぶ
- 洗浄成分に「ココイルグルタミン酸」や「ラウロイルメチルアラニン」などが含まれているか確認
- 洗いすぎず、頭皮をマッサージするように洗う
髪に優しいドライヤーの使い方
自然乾燥はNG。
濡れた髪はキューティクルが開いていて、とてもデリケートな状態です。
特に梅雨の時期は湿度が高いため、乾かす前に湿気を吸ってしまう可能性も高まります。
- タオルドライで水分をしっかり取る
- 洗い流さないトリートメントやヘアオイルを髪全体になじませる
- 根元から乾かし、毛先に向かって風をあてる
- 最後は冷風で仕上げてキューティクルを引き締める
保湿ケアとオイルの活用法
うねりの主な原因の一つは「乾燥」です。
髪が乾燥していると、湿気を外からどんどん吸収してしまい、形が崩れてしまいます。
そのため、髪の毛に十分な水分と油分を与えることがとても重要です。
- 洗い流さないトリートメント(ミルクタイプ or オイルインタイプ)
- ヘアオイル(アルガンオイルや椿オイル)
- ナイトキャップ(寝ている間の摩擦を軽減)
特に朝のスタイリング前にオイルを1〜2滴手にとり、毛先中心につけるだけで湿気から髪を守るバリア効果が期待できます。
朝のスタイリングを長持ちさせるコツ
「朝はしっかりセットしたのに、駅に着いた頃にはもううねってる…」そんな悩みありませんか?
梅雨の時期は湿度が高く、せっかくのスタイリングも台無しになりがちです。
この章では、スタイル崩れを防ぐためのポイントと便利アイテムを紹介します。
湿気に負けないヘアセット方法
うねりや広がりを防ぐには、髪の内部と表面の両方から湿気をブロックすることがカギです。
まずは朝のヘアセット前に、しっかりとベースケアを行うことが重要です。
- 朝は軽く霧吹きで髪を湿らせてクセをリセット
- 洗い流さないトリートメントをつけて水分バランスを整える
- ブローで髪をしっかり伸ばしながら乾かす
- ヘアアイロンやストレートブラシで形を整える
- 最後に湿気ブロック効果のあるスプレーを使う
うねる髪をまとめるおすすめスタイリング剤
スタイリング剤の選び方次第で、髪のまとまりや持続力が格段に変わります。
湿気による広がりを防ぐには、保湿成分が入った重ためのワックスやバーム系がおすすめです。
- ストレート向け:ヘアミルク or クリームタイプ(まとまり&保湿重視)
- パーマ・ウェーブ向け:ムースタイプ(カールをキープしながら湿気ガード)
- 全髪質OK:ヘアバーム(油分でコーティングし、湿気をブロック)
「湿気対応」と明記された製品を選ぶことが重要です。
梅雨の日に使える便利なヘアグッズ
ちょっとしたアイテムを取り入れるだけでも、スタイリングの崩れを防げます。
特に移動中や屋外での活動が多い方には、以下のグッズが役立ちます。
アイテム | 特徴 | 使用タイミング |
---|---|---|
ヘアキャップ | 湿気から髪を保護 | 外出時・自転車通勤など |
ポータブルヘアアイロン | 崩れた前髪を整える | 外出先・職場 |
アウトバストリートメント | うねり予防&ツヤ出し | 朝のセット前 or 外出前 |
折りたたみ傘(UV加工) | 紫外線と湿気のW対策 | 通勤・通学時 |
髪質別に見る!おすすめの梅雨対策
髪の悩みは人それぞれ。
一口に「うねり」と言っても、髪質によって対策方法が異なります。
この章では、自分の髪質に合った梅雨対策をわかりやすく解説します。
くせ毛タイプ別:緩いクセ vs 強いクセ
くせ毛にも種類があります。
緩やかな波状毛の方と、しっかりとねじれる縮毛の方では、対処法も変わってきます。
- 緩いくせ毛(波状毛):トリートメント+ブローで整える
- 強いくせ毛(縮毛・捻転毛):縮毛矯正や髪質改善トリートメントを検討
広がりやすい髪 vs ぺたんこ髪の対処法
- 広がる髪:重ためのオイル・バームで水分と油分を補う
- ぺたんこ髪:根元を立ち上げるセット+軽めのミストを使用
サロンでできる梅雨時期のケア
セルフケアではどうしてもうねりが抑えきれない…。
そんなときは、プロの力を借りるのも一つの手です。
この章では、美容室で受けられる「梅雨対策メニュー」をご紹介します。
縮毛矯正と髪質改善トリートメントの違い
項目 | 縮毛矯正 | 髪質改善トリートメント |
---|---|---|
効果 | 強いくせ毛もまっすぐに | 自然なまとまりとツヤ感 |
持続期間 | 約3〜6ヶ月 | 約1〜2ヶ月 |
ダメージ | 熱と薬剤による負担あり | ダメージ少なめ |
仕上がり | シャキーンと直毛 | 柔らかい自然な質感 |
おすすめ対象 | 強いクセ・ボリュームに悩む人 | 軽いクセ・パサつきが気になる人 |
サロンケアを受けるタイミングと頻度
- 縮毛矯正:半年に1回程度
- 髪質改善:月に1回〜2ヶ月に1回
- カット:1〜1.5ヶ月に1回
美容室で紹介されたホームケアを継続することで、施術効果が長持ちします。
まとめ:梅雨でも快適に過ごすための髪の毛対策
梅雨時期の髪のうねりは、多くの人にとって毎年のストレスとなる悩みです。
しかし、髪の構造や湿気との関係を知り、適切なケアを行えば、驚くほど扱いやすくなります。
今日からできる3つの簡単ケア習慣
- 保湿力の高いシャンプー&トリートメントを使う
- ドライヤーとアイロンで水分コントロール&熱セット
- 朝のスタイリングに湿気ブロックスプレーを取り入れる
梅雨を乗り切るためのポイントおさらい
- 髪のうねりは「湿気 × 髪質」の影響
- 対策のカギは「保湿」「熱処理」「湿気ブロック」
- くせ毛や髪質別に適したアイテム選びが重要
- サロンケア(縮毛矯正・髪質改善)も選択肢の一つ
髪がまとまるだけで、気分も見た目も大きく変わります。
「どうせこの時期は仕方ない」と諦める前に、ぜひ今日からできる対策を実践してみてください。
梅雨の時期も、自分らしいスタイルで気持ちよく過ごしましょう。
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